春日大社 結婚式・挙式について
春日大社 神前式 挙式 結婚式

春日大社という特別な場所で、
人生最良の日を迎えられることを心からお祝い申し上げます。
春日大社での挙式は親族中心の静かで厳粛な雰囲気のなか、
日本の伝統美を深く感じられる厳かで美しい儀式です。
雅楽の調べ、厳かな舞、祈りの儀式、その一つひとつに深い意味が込められた、
日本の格式ある結婚式です。
春日大社 挙式の種類
「竹式」(約10万円) 基本的な式。神楽舞なし。(撤下品:御札と御守)
「松式」(約30万円) 一人舞の神楽含む。
(撤下品:御札・御守・三ツ組誓盃・親族盃)
「榊式」(約60万円) 最格式、衣冠・十二単の装束料・着付け料含む。
二人舞の社伝神楽を奉納。(撤下品:同上)1日1組限定、夏期(6〜9月)は受け付け不可。
榊・松式には平安期より継承される社伝神楽が千年の歴史を感じる雅な舞が奉納されます。
衣冠ならびに十二単は、いにしえより皇族・貴族のみに許された、極めて格式高き正装にして、日本の装束文化の粋を極めたものです。現代におきましても、重要な祭祀や公的儀礼の折に用いられ、その装束の着装法は「衣紋道」として、千年以上にわたり連綿と受け継がれております。この尊き伝統と至高の美意識を後世へと継承すべく、特別な機会に限り、この装束をお貸し出しし、最も格式高き形でのご結婚式を厳かに執り行われます。
※ただし、御神事に使用される神聖なる装束につき、貸し出しは挙式および写真撮影時に限られます。
春日大社 神前式の流れ
①貴賓館にて支度・控室集合
新郎新婦様は式の2時間前から美粧室(着替え・ヘアメイク室)を利用可能。
式の 30分前には参列者全員が控室に集合し、巫女から挙式の流れの説明を受けます。
②参進(さんしん)
時間になると、巫女の案内で本殿まで参進します。
③春日大社の本殿での神前式
春日神社に基づく共通的な内容も含まれます
- 開式
- 修祓(しゅうばつ)
新郎新婦及び参列者全員に神職がお祓いし、一同を清めます。
- 献饌(けんせん)
神前に神饌(しんせん:酒・米・水・果物など)を捧げます
- 祝詞奏上(のりとそうじょう)
斎主が祝詞にて結婚の報告と、二人の末永い幸福を祈ります。
- 三献の儀(三三九度)
二人が同じ盃で酒を交わし絆を結ぶ儀式です。三つの盃(小・中・大)でお神酒を酌み交わし、過去、現在、未来への誓いが込められます。
- 御祝勾玉・鏡の授与(希望者)
三献の儀の後、希望者には勾玉や鏡をお守りとして授与します。
御祝勾玉・鏡 (みほぎのまがたま・かがみ):古来勾玉・鏡は神様の御力の宿られる最高の品であります。当社では三献の儀の後、これらを取り交す儀式がございます。
お二人の門出の日に一生の御守りとして取り交され、久しくお互いのご多幸をお祈りください(ご希望の方は結婚式受付迄お申し出ください)。
- 指輪の儀(希望者)
- 誓詞通読(せいしつうどく)
新郎新婦が神前で誓詞を読み上げ、結婚の誓いを正式に述べます
- 玉串拝礼
新郎新婦が榊(さかき)を神前に捧げ、感謝と祈りを表します。 - 社伝神楽(しゃでんかぐら)奉納(榊・松式)
春日大社では平安時代より受け継がれる雅な巫女舞が奉納され、
神への感謝と新たな幸せを祈ります。
- 撤饌
この間奏樂(供物をお下げする)
- 斎主挨拶
- 親族盃の儀
ご家族や親族が盃を交わし、二人への祝福と絆を深めます。
- 閉式
(挙式は、約40分程度で終了します。)
④挙式後、春日大社で集合写真撮影
春日大社での結婚式は、指定写真館を利用する場合、挙式中の写真撮影も可能です。
⑤撮影後、お食事・披露宴をされる方は移動
披露宴をされる方は挙式後2時間後(榊式の場合は3時間後)に開宴となることが多いです。
春日大社 ご参列・ご準備に関するご案内
◇ご参列人数について
挙式にご参列いただけるのは、
新郎様側・新婦様側それぞれ最大20名様まで(計40名様まで)となっております。
また、ご参列いただけるのはご親族の方のみとさせていただきます。
※ご着席のお席は新郎様側・新婦様側で明確に分かれております。
片側のご参列者が少ない場合でも、もう一方のお席への移動はできませんので、
予めご了承願います。
◇ バリアフリーについて
施設内には階段や段差が多くございます。
車椅子でのご参列をご予定の方は、必ず介添えの方のご同行をお願いいたします。
◇ ご集合時間について
ご参列の皆さまは、挙式開始の30分前までに必ずご集合ください。
このお時間より、控室にて式次第のご説明を行います。
◇控室・美粧室のご利用について
控室(挙式前の待機所)および美粧室(お着替え・ご準備室)は、
春日大社 貴賓館内にございます。
◇ 控室のご利用
控室は、挙式の1時間前よりご利用いただけます。
※建物の都合により、これより早い時間のご利用はできかねますのでご了承ください。
◇ 美粧室のご利用
美粧室は、挙式の2時間前よりご使用可能です。
原則として、新郎新婦様のみご使用いただけます。
お部屋に限りがございますため、ご希望の際はお早めにお申し出ください。
渡辺写真館ではなく、美粧室をご利用の場合は
事前に申込書の提出および使用料2万円のご納付が必要です。
春日大社 撮影に関するお願い
挙式は神聖な儀式のため、式中の写真・動画撮影は指定業者のみ可能です。
ご参列の皆さまによる撮影は一切ご遠慮いただいております。
どうぞご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
春日大社 挙式を迎えるまでの流れ
1, まず「日程を決める」仮予約
春日大社へ電話
または直接訪問で春日大社の婚礼係に連絡し仮予約をします。
挙式は1日5組まで、人気日は早めの予約が必須。
希望日や時間帯、参列者数などを伝えることで仮押さえができます。
土日祝や良日(大安・友引)は特に人気です。
人気の日取り(大安・友引や春・秋のシーズン)は早めの予約が必要で、
半年〜1年前の動き出しがおすすめです。
【連絡先】
TEL:080-1502-9997(春日大社 結婚式 係)まで
◎受付時間:10:00〜16:00
(祭典など都合によりお請けできない場合がございます。ご了承ください)
2,仮予約から10日以内に「本予約」
【本予約・必要書類の提出】
参列者の人数・氏名など神社が指定する挙式願書に必要事項を記入し、
新郎新婦の印鑑を押したうえで提出します。
- 「挙式願書」の提出(神社から指定書式あり)
- 印鑑の持参(新郎新婦の署名・捺印)
- 初穂料の全額支払い(現金または振込)
同時に、初穂料(挙式料)の全額支払いも行います。
- 基本の「竹式」なら10万円〜
- 神楽舞付きの「松式」は30万円前後
- 最上位の「榊式(十二単・神楽舞)」は60万円以上
3,衣装・美容・写真・会場の手配について
渡辺写真館では衣装・美容・写真撮影など、挙式に必要な準備をトータルでサポートしております。特に、神社の規定により挙式中の撮影や美容は、指定業者のみが担当となりますので、安心してお任せください。
1. 衣装(和装レンタル)
白無垢・色打掛・紋付き袴など伝統的な和装をご用意しています。
事前にご試着いただき、お好みや式の雰囲気に合わせてお選びいただけます。
またご親族の留袖、タキシードなどのレンタルも承っております。
2. 美容(着付け・ヘアメイク)
挙式当日は、スタッフが着付け・ヘアメイクを担当します。
かつら・洋髪などのスタイルもご希望に合わせて選べます。
3. 写真撮影
挙式中は神社指定のカメラマンが撮影を担当します。
前撮り、挙式前後のスナップ写真、集合写真などもご希望に応じて対応可能です
◆ お打ち合わせの流れ ◆
▷ 衣装合わせ・事前打ち合わせ
- 衣装・ヘアメイクのご希望
- 写真撮影のスタイル
- ゲスト人数や控室の確認
当日のスケジュールを組み立てていきます。

ご予約・お問い合わせ
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